ぬか床はコミュニケーションと同じ?

今年の6月30日をもちまして2歳になりました!

我が家のぬか床の話です。

ちょうど2年前の冬に体調を崩し、できるだけ自分の食べるものは自分で作るように心がけ、食生活を変え始めた頃、通っていた料理教室のクラスメイトが、ぬか漬けの作り方、ぬか床の作り方講座に誘ってくれたのがきっかけでした。

それから2年、自分でもよくここまで続けて来れたと思います。

仕組みを理解したおかげで

炒りぬかと自然塩で作るのですが、2年も育てられたのは、ぬか床の仕組みがどうなっているのかを知ったことが大きな要因です。

以前も一度試みたことがありましたが、その時は、既にぬかと塩が混ぜられて出来上がっているものを購入し、説明書に書かれている水を入れ、その後水が多くなれば、キッチンペーパーで吸い取るくらいの知識しかありませんでした。

その結果、異臭がして捨てるハメになってしまったのです。

しかし今回は、ぬか床はどのように熟成していくのか、ぬかと塩の割合は最低でもどれくらい必要なのか、毎日のお手入れはどうすればいいのかを知り注意点を守った結果、無事2年持たせることができました。

ちなみに、塩とぬかと水の分量は以下です。
ぬか 500g
塩 65g
水 500g

この時に大切なのは、塩の分量をこれ以下に減らさないことです。これより少ないと良くない菌が発生します。

長続きしている理由は?

この間、2週間ほど留守にすることもありましたが、その時は中の野菜などを全て出し、塩とぬかを合わせてあるものを加えて混ぜて硬めにし、1番上の空気に触れるところには塩を撒いておく方法で熟成を止め、冷蔵庫で寝かせておくことで乗り切りました。

ぬか漬けが体に良いのは、最近よく言われる腸内フローラを保てることですが、何より自分で作っているので何が入っているのかが分かっているので安心なことと、それなりに美味しいというのも長続きしている理由です。

私は、どんなことも理屈が理解できないと、なかなか続けることができないタイプなので、今回はそれがクリアーになっていたので、問題はありませんでした。

ぬか床とコミュニケーションの共通点

話はコミニュケーションに変わりますが、私がアサーティブを長く続けてこれたことにも似た点があると思いました。

まず情報を得て方法がわかり、実践していく中で、やはり本当にいいと実感感したものは続けられるという点です。

この先のぬか床の展開は、自分のぬかに他の人が作ったぬかを混ぜると味がよくなるとのことです。いろんな菌が混ざり合って、とても豊穣された味になるようですので、次はそれにチャレンジしたいと思います。

これも人間関係による自分の成長と同じだなと思いました。いつも同じ人たちや同じグループでの交わりだけではなく、違う価値観や経験などを持つ人と交流することで自分自身がより深くなっていくと思うのです。

ぬか漬け生活は、まだ始まったばかりですが、手入れしながら成長させていきたいと思っています。

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